入院して思う③ 糖尿病の入院生活は非日常!充実させる5つの視点。

2021年1月18日

この機会に食生活を見直す!

食生活を見直す…

食生活を見直す…

食生活を見直す…

これは耳の痛い言葉です。

でも、糖尿病になった人はもちろんですが、そうでない人でも、とても大切なことだと思います。糖尿病になって入院してからは、主治医の先生や管理栄養士さんから「食事でどんな栄養分を摂取しているのか?」をしっかり把握して「バランスよく食事すること」が大事だと教わりました。そこで、それを実現するために何かいい無料アプリはないかな?と思って探した結果、Webサービスの「カロミル」というサービスを発見しました。

カロミル

「カロミル」は、スマホで食事の写真を撮るだけで、AIが食事の内容を分析して、炭水化物(糖質・食物繊維)、たんぱく質、脂質などの栄養素とカロリーを分析して記録してくれるサービスです。まだ発展途上中のサービスのためか、手動で、食べたものの登録が必要な場合もありますが、無料サービスとしては有難い限りです。また、月額制の有料サービスでは、写真を本物の管理栄養士さんが受け取ってくれて、食べ物を分析してくれるというサービスもあるようです。いやぁ~、無料でAIを活用しながら、手の届かないところは有料サービスで管理栄養士さんがフォローしてくれるというすごい時代になったなぁ!と思います。

糖尿病でも、生活の質を上げるのに、もっといいサービスが他にも出てくるかもしれません。実際に、カロミルと類似したサービスでは「あすけん」とか「FiNC」などの類似したアプリを見つけて、迷ったあげく、最終的にユーザビリティがよさそうなカロミルを選んだ経緯がありましたので。今後のサービス展開に、大いに期待ですね。

消灯もど~んと来い!音声メディアもフル活用!

ワタシのいた病院は、21時に消灯されていました。たぶん、多くの病院が同じような消灯時間だと思います。

病院生活が始まってすぐの頃は、身体が弱っているので、昼夜問わず寝ていました。ただ体力が回復してくると「21時に消灯されるのは早すぎるなぁー」「21時から寝るのはムリや~」と思うようになりました。

消灯後の暗闇の中でも、充実して時間を過ごせる方法はないものか…と考えた結果、音声アプリの活用を思いつきました。ワタシが活用していたのは、以下のアプリでした。もしよかったら参考にしてください!

■radico(ラジコ)

電波を飛ばしているNHKや民放のラジオ番組がスマホで楽しめるアプリです。普段聞かないAMラジオを聴いてみたり、音楽中心のFMラジオを聴いてみたり…。普段、知らない話題に触れられることが多いラジオ。スマホで聴けるので、大助かりでした。

■Voicy(ボイシー) 

世の中で活動しているいろいろな方の話が無料で聴けます。日経新聞の「ながら日経」や脳科学者の茂木健一郎さんの「もぎけんの脳ラジオ」、キングコングの西野亮廣さんの「西野亮廣エンタメ研究所」などを夜に楽しんでおりました。

■Amazonオーディオブック 「Audible」(オーディブル)

書籍を朗読してくれるAmazonのサービスです。まだまだ認知度が低いけど、おススメの月極めサービスです。2021年1月現在は、月額1,500円で、好きな本を1冊とAudibleおすすめの本を1冊、聴くことができます。

目をつぶっていても、Youtubeで無料で楽しめたり、Apple MusicやSpotifyなどで音楽三昧の時間も楽しむことができます。消灯時間後も、普段の生活とは違う「非日常」を工夫次第で楽しむことができます。ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか。

運動できない?いやいや工夫の余地はある。

一般的な糖尿病の治療方法は「食事療法」・「運動療法」・「薬事療法」の3つに分かれますが、食事については、病院中は病院側でコントロールされていています。薬事療法についても、主治医の先生が試行錯誤して、適切な薬の量を考えてくれます。手つかずなのは「運動療法」でした。

病院でできることは何かないかな。。。と思ったものの、コロナ禍では病人であるワタシが目的もなくウロウロするのも憚らるのは目に見えていました。そこで、病室の限られたスペースで出来ることとして、ワタシが思いついたのが「青竹踏み」でした。

青竹

青竹踏みって、おじいちゃんのやってたアレやん、とか、馬鹿にすることなかれ!(笑)…その魅力をお伝えしますと。。。

魅力1.ツール自体は安い

 青竹踏みは、モノにも拠りますが、アマゾンで送料込みで1,000円前後で手に入ります。

魅力2.運動に場所を取らない

 病室の限られたスペースで運動ができます。足踏みするだけです。相部屋であっても、隣のベットの方のお邪魔にならないはずです。(静かに足踏みをした場合です)

魅力3.立派な運動効果が期待できます。

 立派な運動です。ワタシの場合、青竹踏みを30分で血糖値が30~50mg/dl 程度、下がることが多いです。もちろん個人差はあります。

魅力4.健康になった気分になれます。

 足のツボを押しているので、30分も青竹踏みをすると、血行がよくなります。血流がよくなると、健康になった気分になれます。効果が本当にあるのか?は分かりませんが…(笑)

…と、このように多くの魅力が「青竹踏み」にはあるのです。

ちなみに西洋医学の城ともいえる「病院」で、東洋医学の実践をするのはいかがなものか…と思ったので、主治医の先生に「今更ながら、すい臓からインスリンが出てきたりしませんかね?」と聴いてみましたが、「やらんよりはいいと思いますが…」と濁されてしまいました。このように、お世話になった病院には、一応、お断りは入れてから、青竹踏みを実践して方がいいかもしれません。読んでくださっている方は、十分にご留意ください。


今日のまとめ

今日は「入院生活を充実させる5つの視点」でブログを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

入院生活で不自由になってしまったこと、糖尿病になってしまったことを、嘆くことはいくらでもできます。せっかくなら、非日常の入院生活を、今までと一味違った生活を送る準備期間!と位置付けて、いろいろ試行錯誤してみてはいかがでしょうか。

読んでくださった方が、糖尿病治療の前向きに思って下さったり、新しい入院生活のアイデアが湧いてくださったりしていれば、大変嬉しく思います。

それでは本日はこの辺で!



注1 価格.com 糖尿病(糖尿病など)の入院費用相場(2021年1月23日現在)を参考。変更となっている可能性があります。詳細URLはこちら。https://hoken.kakaku.com/insurance/hospi-rate/dis/c=0402/